|受賞作品|審査員講評|
最優秀賞(関西)
「MACHI RING」
神戸大学大学院 工学研究科 建築学専攻
石津 優子
高密度に形成されている都市の中で公園という余白が点在している。経済的な理由から味気ない公園になっていることが多い、「安全」という観点から子供が隠れられる場所は危険だとされ、木造の遊具は保守が難しいとされている。未来の環境を担う子供たちを取り巻く環境が今、あまりに無機質なものになっている。次の世代に物質としてのものを残すのでなく、自然と人との営みとしての仕掛けを通じて環境共生のこころを継承していく。